信用取引の追証

SBI証券

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信用取引の追証

株の信用取引をしていた際、含み損が出た場合に発生する追証とは、いったいどんなものなのでしょうか。まず、信用取引をする際には、必ず証券会社に委託保証金という保証金を支払う必要がありますが、取引で損を出してしまった場合には委託保証金が一定水準を下回ります。

 

続けて取引をする場合には、委託保証金率を引き上げなければならなく、さらなる保証金を証券会社に支払うことになります。これが、追証です。

 

この委託保証金は、証券会社によって最低額が違っています。法律では20パーセントが最低率となっていますが、もう少し高めに設定しているところもあるようです。

 

この追証ですが、かかった時点で現金をすぐに振り込まなければなりません。もしも支払いが不可能であれば、証券会社は担保代わりに差し出した現物株などを強制的に売ってしまいます。

 

中には、消費者金融からお金を借りてでも支払うという人もいるようです。つまり、信用取引における追証は非常に怖いものだということを覚えておく必要があります。

 

ですから、こういったことにならないためにも信用取引は現物での取引に限るということがよいでしょう。また、自分が取引している株を徹底的に管理することも必要です。

 

利益を上げそうな株を購入してそれで終わり、というのではなく、購入した後もこまめに情報をチェックし、含み損が出ていないかなどを見て、損が出ていたら損切りをすることも大切です。信用取引で追証がかからないようにするために、自分の中でロスカットラインを定めておき、下回りそうになれば何も考えずに損切りするという潔さも大切です。

 

いずれにせよ、株の取引は何があるか分かりませんので、特に初心者はいろいろな情報をできるだけかき集め、専門家などの意見も積極的に取り入れて、慎重に行うようにしましょう。一度のめりこんでしまうとなかなか抜け出せない世界でもありますので、節度を持って取り組むようにしたいですね。


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